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すがよ便り 2010.8.30

今回ご紹介するのは、勤務年数15年!菅与の大型運転手の中でも大のベテラン、内藤傳一さん。内藤さんは大型なら何でも運転します。紫色のカーテンにもその風格がにじみ出ていますね。
内藤さんは飼料などを農場に運ぶため、東北地方を縦横無尽に走ります。農場で飼料が足りなくなると、待ってくれとは言っていられませんので、大変な仕事です。

苦労した話をお聞きしたところ、「夜に青森県の三戸(往復で4時間ほどかかります)へ豚の搬送に行ったときかな」と語ってくれました。不測のトラブルで夕方に豚の搬送をする事が決まったそうで、目的地の三戸の農場に着いたときはもう日は暮れて真っ暗・・・。暗闇の中、車の作業灯だけをたよりに、荷台につまれた威勢の良い豚たちを、一頭ずつ降ろしたそうです。とても一人で出来る作業ではありません。「大事な豚に傷つけてしまったら、みんなの努力がおしまいだ」その一心だったと内藤さんは語りました。その日、会社に帰ったのは、深夜3時だったそうですが、それでも内藤さんの運転した車は、綺麗に洗われていたそうです。

内藤さんは菅与の社長より7つも年上ですが社長について、「間違った事には厳しく正しい教えを説いてくれるのが社長の魅力です。困った時はなんでも相談できる人だからこそ、菅与をここまで大きくなりました。自分も若い頃は酒も飲めず人付き合いが苦手な人間だったが、ここに来てからは、酒と人付き合いが楽しめる明るい人間になれました。」と語ります。

内藤さんは願掛けのため、毎朝梅干を食べ、お茶を二杯飲み、無事故無違反を祈って運転しているそうです。
几帳面ですが、時々おっちょこちょいなところも見せる内藤さん。この日は長靴をドアに挟んだまま出発するところでしたよ。

内藤さん、いつもありがとうございます。これからも安全運転でがんばってください。