今回は、新しくなったあきた総合畜産市場についてお伝えします。 秋田県には元々、家畜市場が鹿角市場、由利市場、大曲市場と3箇所ありました。今年、その3箇所の市場が統合し「あきた総合畜産市場」として由利本荘に新設されました。 菅与の牛ももちろん、毎月全県から集められた牛たちが新しい畜産市場で競りにかけられています。(家畜市場解説日程) 牛を搬入したら、ブラッシングして水拭きして綺麗に毛並みを整え、順番を待ちます。競りが終わればもうサヨナラ。「元気でな!大きくなれよ!」という気持ちもこもります。 牛たちはレールに繋がれ競場まで移動してゆきます。一頭、また一頭と競りが終わるにつれ、競場までの距離は縮みます。 秋田県では今、「横手牛」、「由利牛」、「羽後牛」が有名になって売られていますが、肉質が全く異なる弊社の「短角牛」も、また地域の新しい食材として広く知っていただけるようにしなければいけません! 今、業務用から小売りまで様々なスタイルを想定して商品開発をすすめております。でもこの業界に長くいるとどうしても発想が偏りがちになってしまうもの・・・。 |
お知らせ
すがよ便り 2012.10.17
すがよ便り 2012.10.11
今回は、明日の商談会で使用する「短角牛のテールスープ」をお料理中!についてお伝えします。 いきなり少々ワイルドが写真が掲載されておりますが…、右側にみえますのが短角牛の尻尾、すなわちテールでございます。そして左手に見えますのが「牛ハツ」、つまり牛の心臓でございます。 それでは1枚目の写真はあまりじっくり見ないようにしながら次の工程に入りたいと思います。 テールは周りの脂をがんばってそぎ落として、豪快にぶつ切りにして、水から下茹でをします。下茹で後が右の写真。下茹で後はキレイに水で洗います。 いよいよ材料の投入です。 <材料> ここから4~5時間、煮込んで煮込んで、煮込みます。 |
すがよ便り 2012.10.3
10月1日、横手市の本庁南庁舎講堂で行われました「横手市市制施行7周年記念式典」への出席して参りました。 技能功労者・優良技能者表彰など、各種表彰を行われる中、当社は「毎年、災害寄付をしている」ということで感謝状をいただきました。(今回、菅原社長が出張の為、代理で私が出席する事になりました) いつ、どこにやってくるか分からない自然災害です。今年も、豪雪被害、風害、大雨など自然災害の多い年なように思います。 被災した時に「必要だ」と叫ぶばかりでなく、年月を経ても継続して支援を続ける事が大事だと思います。家庭をもつ個人では、正直、継続しての寄付は難しいものです…。しかし企業であればそれは不可能ではありません。当社は災害地域の復旧やそこに暮らす方々のケアなどに役立てていただけるよう、毎年、災害寄付金を納めております。 五十嵐市長様は、「自然災害にはかないませんが、対策はしっかりしておくべきです」と述べられましたが、本当にその通りだと思います。「備えあれば、憂いなし」。 |
すがよ便り 2012.9.25
当社の「仕事と家庭の両立支援研究会」の様子が企業・団体の取り組み事例として秋田県の少子化対策ホームページに掲載されましたのでご紹介いたします。 8月24日、当社では男性社員の方々に対し、改正育児・介護休業法や、男性の育児休業の考え方(なぜ必要なのか)、育児休業を取る場合の流れまで詳しく説明する会として、「仕事と家庭の両立支援研究会」を開催しました。 講師に菅原和久社会保険労務士をお招きして、現場で活躍いただいている男性従業員を対象に分かりやすくご説明いただきました。 今回の会を開催した理由は、今当社が取り組んでいる「子育て支援事業」、「男性の育児休業」が、上層部だけの理解で終始せず、利用するご本人がしっかり理解し、実際に今からでも育児休暇を取れるような体制づくりをしようと思ったからです。『絵に描いた餅』にならないように、先生をお招きしてしっかり理解していただこうというものです。 |
すがよ便り 2012.9.19
今回は、「農Future!」の見学と講演会についてお伝えします。 「農Future!」とは、秋田の農・畜産業の後継者の方々が、今後の農業について話し合いや勉強の場をもちたいという声をもとに、日本政策金融公庫 秋田支店様が結成された組織です。県内で様々な活動をされています。 この度、会長様のご提案で、菅与の食品リサイクルの見学と菅原社長の講演のご依頼を受け、食品リサイクル工場見学の後に横手セントラルホテルで講演が開かれました。 食品リサイクル工場の見学で皆さんが一番驚かれたのは、一日に受け入れする「食品ロスの量」だったと思います。大量の食材や未開封品が、次々に廃棄されている現状に皆さんもショックを隠しきれない様子でした。 その後、ホテルへ移動しての講演会。リクエスト頂いたテーマは、菅原社長の経歴と経営戦術と言う事でしたが、菅原社長はいつもの口調で、笑いあり、まじめな話もあり、やっぱり笑いありという、和やかな講演会となりました。 著名人の名言を引き出しては、その事について皆で考え、また引き出しては考え意見を述べ合いました。 菅原社長自身、後継者でありますので、参加されてた皆様も、笑いにひっかかりながらも真剣にメモを取られていました。参加された皆さまに、「今回は本当によかった」と言っていただけて、私も嬉しかったです。 |
すがよ便り 2012.9.14
今回は、「浅舞八幡神社祭典」についてお伝えします。 9月15日、16日は、地元浅舞で「浅舞八幡神社祭典」がおこなわれます。豪華な飾りと人形を築山に配した「飾り山車(かざりやま)」が10台、お囃子に併せて踊る通称「踊り山車(おどりやま)」が1台。笛や太鼓、摺り鐘などで奏でるお囃子に合わせて浅舞町内を練り歩くお祭りです。 私たちの町内では、9月1日から太鼓と笛のお囃子の練習を、始めています。夕方7時から9時まで、町内の皆が集まって休みなく練習する様子は、この時期の風物詩となっています。 今回も弊社の常務は太鼓、私は笛、子どもたちは山車をひく係。本番は1日中浅舞を練り歩くわけですので、相当な体力と忍耐力が必要になります!男たちは太鼓のばちの持ち手が血で赤くなるほど叩くんですよ。夜に近付くにつれ、盛り上がりはピークに達します! お祭りでは、打ち上げ花火が夜の空を飾ります。今年も弊社が特大スターマインを用意させていただきました。
|
すがよ便り 2012.9.11
今回は、「大きな鍋お譲りください」についてお伝えします。 実は大鍋が欲しいと思っております。先日のお祭りやイベントで販売し、ご好評をいただいた「もつ煮」ですが、売れ行きに対して仕込みが間に合わないという事態になりお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。 昔は、お盆やお正月になると田舎に帰ってくる親戚のために、「冷し汁」や「いものこ汁」、「納豆汁」を大きな鍋でつくったものでした。しかし今ではそんな習慣もなくなってきましたよね・・・。 押し入れの奥や物置で寂しい思いをしている大鍋を、ぜひ菅与で活用、リサイクルさせて頂きたいとおもっています! 受付 (株)菅与 食品リサイクル工場 0182-35-5858 |
すがよ便り 2012.9.5
今回は、9月1日(土)に開催された地元平鹿町のイベント「きてたんシェ ひらかまつり」についてお伝えします。 前回、開催予告でもお伝えしましたが、私たち菅与は「もつ煮」を地域の皆さんへの感謝価格として1杯100円で販売しました。 開催当日、少し風が強くテントが飛ばされないか心配でしたが、販売開始頃には風もおさまり、晴天の元で販売することができました。会場もたくさんの人々でにぎわい、もつ煮も好評でした。 私はというと…大鍋を前に、まるで魔女のように仕込みに追われていました。と言いますのも、予想以上の賑わいにもつ煮の鍋はどんどん空になり、おまけに地元の皆さんだからと大盛りサービスにも拍車がかかり、あっという間に鍋が空になってしまうのです。みんな「よ~し!」と腕をふるいました! 気が付くと、菅与のブース前は宴の場となり、子どもたちも集まりだして楽しいどんちゃん騒ぎとなりました(笑) お祭りが終了したあと、お客様や友人が撤去作業を手伝って下さいました。地元の方々のあたたかさに触れ、笑顔にまみれ、たくさんの感謝で溢れ、素敵な夏の一日となりました。 また機会があれば出店したいと思います。 |
すがよ便り 2012.8.29
今回は、「きてたんシェ ひらかまつり」についてお伝えします。 来る9月1日(土)、横手市平鹿町浅舞で「きてたんシェ ひらかまつり」が開催されます。忙しくなる秋の収穫を前に、地域の皆さんで元気に楽しみましょう!というイベントです。 この度、菅与も地元の方々に楽しんでいただこうと、「もつ煮」を感謝価格100円で提供させていただきます。 このもつ煮は手作りで、りんごや人参、たまねぎ、生姜、レモンなどを使って旨味を出した自慢の一品。仕込みに2日かかります(汗)。もつも贅沢に使用していてとても100円で販売出来るものではありませんが、地元の皆様だけならと社長のOKをいただき実現しました。 今回は、50kg程作る予定で、子どもたちが水遊びできるほどの大きな鍋を何個か用意しました。 料理ってたくさんつくると食材のうま味がグッと増しますよね。どれだけ美味しくできるか私たちも楽しみです。 という事で、美味しいもつ煮を作ってお待ちしておりますのでぜひ遊びにいらしてください。会場では楽しいイベントが目白押し!地域のお店もたくさん出店します。 |
すがよ便り 2012.8.27
今回は、先日お伝えした「菅与のマミーズキッチン」の第2弾、地域の子どもたちと笑子豚を使ったカレー作りについてお伝えします! 今回、皆さんにはお野菜とお米を各自持ちよっていただいて、地域の食材と笑子豚のポーク&野菜カレーを作りました。 笑子豚は臭みが少ないのが特徴なので、食材の旨味をひきだしてくれます。豚肉のにおいがちょっと苦手、固いから苦手・・・というお子さんも柔らかくて臭みがない笑子豚を「この豚肉はおいしい!」と喜んで食べてくれました。子どもたちは感想がストレートなのでとても嬉しいです。 でも、そんな子どもたちからは「この前のチーズ(カッテージチーズ)があったらもっとおいしかったのに!」と言われました。「あっ、そうか!!」と私も納得。チーズを入れたらマイルドになって、もっとカレーを楽しめましたね。子どもたちの柔軟な発想に「参りました~」という感じでした。 お勉強タイムでも、「さてこの豚肉は何を食べて育ったでしょうか!」と質問すると「知ってる!これも食品リサイクルでしょ!」と先に言われ、柔軟で吸収力抜群の子どもたちの頭脳にも「参りました~」という感じでした。 栄養たっぷりで育った笑子豚と、栄養たっぷりの地域の野菜をモリモリ食べて、元気にすくすくと育って欲しいです。 菅与は出張食育も承ります。学校の授業で、子供会で、美味しく楽しく食を学んでみませんか? |