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すがよ便り 2012.7.17



今回は、8月2~3日に開催されます「アグリフードEXPO東京2012」についてお伝えします。

 「アグリフードEXPO」は、全国各地で国産ブランドを担い、魅力ある農産物づくりに取り組んでいる農業経営者の皆様や、地元産品を活用した多様なこだわり食品を製造する食品メーカーの皆様が集まる、全国的な展示商談会です。

先日、主催の日本政策金融公庫様から・・・何と、私(有希)にテープカットのご依頼をいただきました。

田舎者の私は日本一大きな農業のステージで、しかも俳優の永島敏行さんと一緒に、テープカットをする事になったんです。嬉しさのあまり震えました。

今回、テープカットには、60年前に故会長が製作した「半纏」を身にまとってステージに立つ事にしました。菅与の歴史が詰まった一品です。

「結婚式には男衆は半纏を着たもんだ」という話を聞き、私は祖母の家を訪れて半纏があるか聞いてみました。
祖母の家の古い桐箪笥から出てきた、藍染の菅与の半纏。見た瞬間私は鳥肌が立ちました。半世紀ぶりに日の目を浴びたその半纏は、来月、一気に全国のステージでお披露目となります。

私も半纏との出会いで、また新たな思いが生まれ、使命感まで生れました。それから祖父の大昔の写真を探し始め、菅与の歴史にふれ、これを伝えるべきだとはっきりわかったのです。

父も写真を撮る際このように言っておりました。「初めて手を通す。有希(私)のおかげで じいちゃんの作った半纏も日の目を浴びる事ができて良かったし、自分もじいちゃんの作ったものに袖を通せてうれしい」と。
私たちにとって、本当に色々な「重み」を感じる一着なのです。
只今、ポスター等を製作中です。アグリフードEXPO、菅与のブースへぜひお立ち寄りください。

すがよ便り 2012.7.11


今回は、先日おつたえした菅与の食品リサイクル工場の「ど根性ひまわり」のその後、についてお伝えします。

一度は、カラスに食べられ重傷を負った「ど根性ひまわり」ですが、見事に復活し、開花しました!

写真をご覧ください。
「き、きれい!(・・・・あれ?)」
「き、きれいだな~!(うーん、・・・どこかおかしい)」
「ん、んだな!(・・・何か、違う気がする)」

実は、皆どこかでそう思っていました。
気が付きましたよね。黄色と赤が混合してるんです!去年植えた黄色いひまわりと、赤いひまわりが、交配して生まれたど根性ひまわりだったのです。

しかも続々とつぼみが出てきていて、開花ラッシュの予感。このど根性ぶりには感心させられます。

大雨、強い日照り、そしてカラス!など、たくさんの苦難を乗り越えて、あんなに丈夫にそして元気に咲く「ど根性ひまわり」に、なんだか、みなさん毎日元気づけられております!

すがよ便り 2012.7.5



今年も菅与の「御中元」の受付が始まりました。今年、新たに加わった商品がありますので、ご紹介させていただきます。

2012年は、『地元のおいしいものと、笑子豚のマッチング』をテーマに、笑子豚をさらにおいしく召し上がって頂けるセット商品を企画しました。

◆ 笑子豚 ステーキセット(塩麹付)
今話題の『塩麹』の登場です。菅与がある横手市は、発酵食品の町と呼ばれるほど、発酵文化が浸透していますが塩麹もその一つです。笑子豚のロースステーキ肉に塩麹を塗って焼くと・・・あら不思議!もともと柔らかい笑子豚ですが、さらにプルンプルンの柔らかさと、お肉の甘みが引き立って…もうホッペが落ちそう!「横手七味会」さんこだわりの塩麹のセットです!

◆ 笑子豚 焼肉セット(キムチ・タレ付)
秋田県南奥地の仙人の村「東成瀬」の「仙人キムチ」と、菅与オリジナル「焼肉のたれ」のセットです!仙人キムチは辛さの他に、コクと甘みがあって本当に美味しいです。食べているとどこかしら魚介の旨味も感じられますね、本格的です!
焼肉のたれは、地元の野菜とリンゴをたっぷり使っており、サッパリとした旨味が特徴。実はこのタレ、つけダレ、揉みダレ、ドレッシング、冷奴まで幅広ーく使えちゃうんです…。ビンを使わないエコなパッケージも菅与のこだわり。汚れにくいので主婦にも嬉しいタレなのです!

◆ 笑子豚 しゃぶしゃぶセット(味噌たまり、とろろ昆布付)
最後に、毎年人気No1の「しゃぶしゃぶセット」ですが、今回は地元でしか手に入らない、幻の味噌たまりの他に、一緒に食べると「激ウマ」なとろろ昆布をセットにしました!「つるっ」とした食感と味噌たまりの旨味が笑子豚と絡み合って・・・「ホッホー!」と叫びたくなります。もちろんミネラルも豊富で、美容と健康を気遣う方にもオススメです!

このセット商品は「送料込」、菅与が「赤字覚悟」での提供品となっておりますので、オール限定50セットとなっております。日頃の感謝をこめて、皆さまにお届けいたします。
詳しくは、オンラインショップをご覧ください

すがよ便り 2012.6.25


数年前、「ど根性大根」とか「ど根性野菜」というのが話題になった事がありましたね。今回は菅与に生息する「ど根性ヒマワリ」についてお伝えします。

昨年当社の食品リサイクル工場の敷地にはヒマワリを植えていました。その種がどうやらとんでもないところに落ちていたらしく、今年になって、身に覚えもないアスファルトの隙間からヒマワリがニョキと生えてきました…!

従業員が見守る中、ヒマワリはなりふり構わずニョキニョキと育ち続けました。ところが数日前、カラスの仕業でしょうか、茎がポッキリと折られてしまいました(泣)。カラスは結構お花たちに悪戯をするので困っていましたが、このヒマワリまで無残に荒らされてしまい、とても残念でした・・・。

しかし、昨日、ヒマワリがまだ枯れていない事に気付き、そぉーっと覗き込むと・・・?なんと!折れた茎の横から新しい芽が出ているではありませんか!これには皆もびっくり!仕事の手を休めて皆で「ど根性ヒマワリ」のど根性ぶりを喜びました。

これからも、ど根性ヒマワリをあたたかく見守っていきたいと思います。ど根性ひまわりを見て元気が欲しい!という方は、食品リサイクル工場までいらしてください。

自然界に咲く花の生命力って、本当に凄いですね。

すがよ便り 2012.6.20



先日、湯沢西小学校の皆さん(合計約100名様)が、遠足で五林坂牧場の牧場見学にいらっしゃいました。
湯沢西小学校さんは、昨年当社が牧場見学を始めるとお知らせしたところ、主旨にご賛同いただいて早速お申込みいただきました。そして、2年目の今年も元気な子どもたちを連れて、牧場見学に来てくださいました。

バスを降りたと同時に、鼻血を出しちゃったりする子もいたりして内心不安なスタートとなりましたが、それでも元気いっぱいの皆さんに元気づけられました。
牛舎に入ると、皆さんの第一声は、やはり「くさ~い(笑)」です。日常では嗅ぐ事のない、家畜や牧場のにおいに対しするみなさんの率直なご感想です。毎回恒例ですが、このにおいも人体に害のあるものでもないため、徐々に慣れて感じなくなります。

お楽しみの「給餌タイム」の頃には、皆さん大はしゃぎ!元気に日程を終える事ができました。

皆さんの質問タイムでは、「一回にどのくらいの牛乳が絞れますか?」、や「一回にどれくらいごはんを食べますか?」、「牛たちはどうやって寝るんですか?」さすが小学生といった質問が飛び交いました。興味を持って頂けて嬉しい限りです!
でも、説明するこちら側がうまく説明できない(分かりやすく伝えるのが難しい)質問もあり、来年からは絵的に分かりやすくご説明できるパネルなども作ろうと思いました。

最後は、広大な牧場をバックに記念撮影。写真ではちょっと分かりにくいですが、皆さん元気にお気に入りのポーズを決めてくださいました。ぜひまた来年もご利用下さいね♪

すがよ便り 2012.6.18


6月14日、横手市の秋田ふるさと村ドーム劇場で、安全運転管理者の講習会が行われました。
安全運転管理者とは、道路交通法に基いて、一定以上の台数の自家用自動車を保有する事業所において、運行計画や運転日誌の作成、安全運転の指導を行う管理者のことを指します。管理者は年1回の講習を受ける事になっています(参照

車両の台数も増えたため、今年から当社は2名での参加となりました。朝から夕方までびっちりと講習を受けます。もちろん、無事に終了証を頂いてきました。

昨今、ニュースにもあったとおり、車での悲しい事件・事故が多いです。事故は「一瞬の気の緩み」からと言われます。しかしいったん事故をおこしてしまってからでは、たとえ「一瞬」の気の緩みであっても、許してくれる人などいないのです。
その事を踏まえ、従業員の事故防止のため、安全運転、安全確認の再認識や、日頃の確認の大切さについて、意識の共有をはかりました。

お酒は好きでも、翌日に残さない程度にすること。小学生の通学路の再確認。配達中の危険個所のピックアップと安全確認方法。などなど具体的に確認を行いました。

慣れや自信過剰は、自分では気が付かない事が多いんです。事故防止のために、安全運転・安全点検を日々怠らないことが「プロ」として大切な事ですね。

皆さんも油断せずに、もう一度ご自身の運転を見直してみましょう!

すがよ便り 2012.6.4



先日、五林坂牧場に十文字保育園の皆さんが遠足兼ねて牧場見学にいらっしゃいました。

昨年、大盛況だった園児の牧場見学。今年も続々とご予約が入っております。弊社スタッフも2年目という事もあり、なかなか慣れてきました。

五林坂牧場のスタッフは、若い方が多く実は子どもと接する機会があまりなかった方たちばかりだったので、昨年は戸惑いを隠せないところもありました。
元気でかわいい子どもたちに、どのように説明したらお話を聞いてもらえるか、どのように接したら怖がられないか(笑)もちゃんと学んだようです。手を差し伸べるなどして安心して中に入ってもらいます。

「くさ~い!」の第一声はやはり毎回の定番!牧場の本当のにおいを体で感じるのも大事です。はじめは鼻を手で覆っていますが、エサやりの時間になると、楽しさにはかないません。
両手いっぱいに乾燥飼料を抱えて、「牛さんに食べさせる!」と夢中になります。今回も、見慣れない牧場の車たちや草原をバックに記念撮影をしてお開きとなりました。

十文字保育園の皆様は、昨年も牧場見学をご利用いただき、好評だったとの事で、今年も早くからご予約をいただきました。
牧場見学はまだまだこれから!今年もたくさんの元気な笑顔に会えそうで楽しみです。

すがよ便り 2012.5.24



今回は、中学生の職場体験についてお伝えします。

先日、羽後町立三輪中学校2年の生徒さん達が、五林坂牧場で3日間の職場体験を行いました。

生徒さんにはまず、この地域において菅与とはどんな会社なのかをご説明し、全ての施設、エコフィードの仕組み、資源循環型農業についても説明させて頂きました。私たちも噛み砕いて説明することにまだ慣れておらず、生徒さんには少し難しかったかもしれませんが、皆さん真剣にメモをとりながら聞いてくれました。

今回の3日間は「牧場の職場体験」ということで、皆さんには牛の飼育を体験していただきました。体を使った仕事な上に、地味で時間のかかる仕事でもあります。牧場の仕事は、工場とちがい、相手は機械でも商品でもお客様でもなく、「命」をもつ牛たちです。この仕事を通して、命を育むことの難しさと食べものの大切さを、体をつかって学んで欲しいと思いました。

牛の飼育は、「作業」として言えば「餌やり→掃除、餌やり→掃除」の繰り返し。でも決して作業だけをしていてはいけません。飼育の目的は牛を「育くむ」事。命をいたわり、育児と同じように…といっても、まだ中学生の皆さんには理解が難しかったかな…。

幸運にも、今回の職場体験の皆さんは「牛の手術」に立ち会う事ができました。牛は体は大きいですが、とても弱い生き物です。病気になりやすく、異常があったらすぐに対処しないと死んでしまいます。仕事の中で「生」と「死」を分ける瞬間に立ち会った皆さん、命の重みと、飼育という仕事の重みを感じていただけたようです。

後日、中学生の皆さんからは、丁寧なお礼のお手紙と、自作の「職場体験新聞」が届きました。職場体験をどのように感じていただけたか気になっていたので、すごく嬉しかったです。皆さん、率直なご意見で「力仕事はつらかった」と書かれていましたが(笑)、「食べ残しに気をつけたい」や、「命の大切さを学んだ」、「今思えば職場体験に牧場を選んで良かった」という言葉もあり、私たちも「この事業をしていてよかったな」とあらためて思いました。

 

すがよ便り 2012.5.17



今回は、「短角牛の試食会」についてお伝えします。

今月5月12日金曜日、横手市大町にある老舗旅館「平利」さんにて、いつもお世話になっている東成瀬役場の方や薬品メーカの方などをご招待させて頂き短角牛の試食会を行いました。

まず始めに、東成瀬村の村長佐々木哲男様にご挨拶を頂き、試食会がスタートしました。
メニュー内容は、「山菜二種」、「短角牛テールスープ」、「短角牛たたきの納豆ユッケ」、「短角牛の厚切りローストビーフ生野菜添え」、「笑子豚ローストンカツ 季節の薬味のせ」、「短角牛しぐれ煮茶漬」、最後に「シャーベット」でした。

地元横手でとれた食材を組み合わせた品が多く、短角牛本来の味も充分引き出せており、目で楽しめ舌でも楽しめる料理の数々。「さすが平利さん!」と唸るお料理ばかりでした。

中でも一番の人気があったのは短角牛しぐれ煮茶漬!お酒が入った後に食べるのに最適なあっさり味なのですが、ほんのり肉の甘みがありみなさん大喜び。お店を出る時もみなさん「美味しかったよ!」「また食べに来たいね!」と言ってくださいました。

「脂っこい牛肉には抵抗があるけど、短角牛は脂身も少なくて、これだけ食べても飽きがこない」、「さすが幻の牛!歯ごたえ十分でうま味がすごいね!」というお声も聞けて私も大満足です。

平利さんではまだまだメニュー研究中なのでまた新しいメニューが出来るのを楽しみにしています!

 

すがよ便り 2012.5.7


桜も咲き終わると、秋田の気温はグッとあがります。田んぼも畑も一気に忙しくなる季節になりました。そんな中ですので、今回は「ポップコーンを栽培してみよう」についてお伝えします。

資源循環型農業システムを運用する菅与では、毎年自社でデントコーン飼料米を栽培し、飼料化(デントコーンサイレージ・ホールクロップサイレージ)しています。

自社飼料作りの強化にともなって、飼料栽培面積もかなり広くなりましたし、今年は『子育て支援事業』を運用するという事も相まって、「ポップコーンも栽培して、地域の子どもたちに食べてもらおう」と、早速今年から植えてみる事にしました。もちろん、自社の堆肥もいっぱい使って栽培します。

ポップコーンは収穫できたら、農場見学にお越しいただいた地域のお子様方にプレゼントするほか、収穫祭などのイベントでも実際に召しあがって頂こうと考えています。循環型農業で栽培・収穫した農産物を地域の皆でおいしく楽しく食べてもらえたら嬉しいですし、食育にもつなげたいと考えているからです。成功するといいなぁ・・・。

ちなみに、トウモロコシは皆さんがいつも食べているトウモロコシの他に、デントコーン種とポップコーン(爆発種)の3種に分類されます。実は、これらのトウモロコシはお互いに見えない敷地に植えるようにしないと、交雑してしまってどれもデントコーンのようになってしまいます…!
難しいですが…、どうかうまくいきますように!

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