今回は、先日インターンシップで2日間、菅与の職場体験をした増田高校のお二人の感想文をご紹介いたします。 (農業科学科 武内さんの感想文)———— 食品リサイクル工場の事について 今まで焼却処分されてきた食品ロス(パンや麺)を手作業で異物が入っていないかを調べたり、食品ロスの選別をしてきました。食品ロスが家畜の餌になりおいしい肉を作れる事はすごいと思いました。また食品リサイクルをすることにより、資源循環型農業が出来、CO2を削減することも出来ると言うことを学びました。 五林坂牧場の事について 五林坂牧場では牛への餌やり、家畜小屋の掃除、クモの巣取りをやりました。牛を見るのも触るのも初めてだったので、とても興奮しました。とても体力を使う仕事が多く大変でしたが、とても楽しいと思いました。また、自分に合っている仕事だとも思いました。 以上の、嬉しいご報告を頂きました!2日間は体力仕事も多く、大変だったはずです。その中に「楽しい」と感じて頂けた事は私たちにとってもすごく嬉しい事です。職場の雰囲気の事まで書いてくれてありがとうございます。こちらこそ、貴重な体験ができましたよ。 |
お知らせ
すがよ便り 2011.9.14
すがよ便り 2011.9.8
前回、菅与社内での取り組みのひとつ完熟堆肥の利用についてご紹介しましたが、今回もその続きをお伝えします。 菅与の「完熟堆肥」は主に農場(ホールクロップやデントコーン、その他の野菜の生産)で大量に使われておりますが、そのうちほんの一部を取り分けて、会社周りの環境作りにも利用しております。そのひとつが、「みんなのプチ野菜畑」です。 食品リサイクル工場では敷地内の花壇や鉢に、ネギ、アイコ(赤、黄色)、かぼちゃ、ゴーヤ、アスパラ、ピーマン、とうもろこし、ハーブ(バジル、セージ、レモンバームなど)を栽培しています。 たくさん堆肥を使っているので、育ちが良く、ピーマンやハーブ、アイコ(トマト)は毎日収穫できます。収穫した野菜は従業員で分けあって持ち帰っています。本当に便利なんです(^O^) 食べられるの嬉しいですが、季節ごとの色彩があって楽しいですし、来年はこうしようとかみんなで話すのも楽しいです。どこかしら心に余裕ができる感じがします。 ハーブは堆肥のせいで成長がすさまじいので、今年は生で食べていますが、来年は乾燥させてみようとか、来年の野菜の種、何買おうか、仕事中に畑をチラリと見るたびに、ワクワクします! そんな「完熟堆肥」の利点は、なんといっても『におわないこと』です。 ご連絡先は、食品リサイクル工場 0182-35-5858 |
すがよ便り 2011.8.30
今回は菅与社内での取り組みのひとつ完熟堆肥の利用についてご紹介します。 菅与では、牛や豚の糞尿を利用した「完熟堆肥づくり」に力を入れておりますが、その堆肥をつかってお花や野菜畑など環境作りにも力を注いでいます。 右の画像は、菅与の食品リサイクル工場にいっぱいさいている「ミニバラ」です。当社の完熟堆肥を定期的に与えているせいでしょうか、いつも元気でずーっと咲き続けております。 小さな小さな命が、毎日毎日新しい顔を見せてくれます。雨の日も、風の日も、私たちが見ていない間も綺麗に咲き続けます。そんな、ひた向きなミニバラたちをみていると、小さい事にクヨクヨせず元気に行こう!という気にしてくれます。 おっと、完熟堆肥の話から少しそれてしまいました!(お花を育てるのが趣味になってしまったので、つい…) でも、言いたかった事は、「堆肥」がもたらしてくれる幸せって、「野菜づくり」だけでなく、こんな所にもあるという事なんです。 「完熟堆肥」の利点は、なんといっても『におわないこと』です。 ご連絡先は、食品リサイクル工場 0182-35-5858 |
すがよ便り 2011.8.23
菅与の食品リサイクル工場では、猫をかっているのですが、実は先日その猫がかわいい赤ちゃんを産みました!5匹も・・・。 とてもかわいい子猫ちゃんなのですが、残念ながらこれ以上ここで猫を増やすわけにもいきませんので、子猫の里親を募集する事にしました。 現在、まだミルクは飲んでいますが、普通に水や餌も食べられるようになりました。 5匹の子猫を模様ですが、唯一のオスの模様は「茶トラ」、メスのうち2匹は「茶トラモカ」、残り2匹は「三毛(みけ)」です。 写真でお分かり頂けますでしょうか? ご連絡先は、食品リサイクル工場 0182-35-5858 迷っているけど、とりあえず見てみたいという方も、お気軽にご連絡ください。 |
すがよ便り 2011.8.19
前回に引き続き、増田高校からのインターンシップの2日目の様子をお届けします。 2日目は五林坂牧場。牛を見るのも初めてという高校生2人に、牛の世話の仕方、子牛の世話の仕方、最後に搾乳作業を体験して頂きました。 写真は搾乳の様子です。乳搾り体験は観光農場でもやった事がある方もいるとおもいますが、ここでは母牛の「お乳の張り具合」のチェックを行います。微妙なタッチの違いを感じ分ける感覚も必要だという事を学んでいただきました。 牛が大きくて怖いなんて言っている暇も与えず、やる事たくさんで忙しい牧場の一日を一通り体験したお二人。最後に2日間の感想を聞きました。「めちゃくちゃ疲れましたが、本当に楽しかったです!」と、とても頼もしい言葉が帰ってきました。私的には「伸びるタイプ」のセリフですね!キツさの中にも「楽しさ」を見つけられるのは素晴らしいことですし、将来有望です♪ お話によると、お二人とも、今までアルバイトもした事がなく働くのは初めてだったそうです。「お金を稼ぐって大変でしょう?」と聞いたら、「ハンパないっすね・・・」と苦笑いでした。 でもあなたたちが触れた牛たちや、搾った乳、リサイクル工場のエコフィードで育った豚は、やがてたくさんの人々の食料となり、また命となります。菅与で命をつなぐ仕事をしたという事を忘れず、胸を張って就職活動に取り組んでください。 場長はお二人があまりにも真面目でがんばるので、「ここで働いてくれ~」と嘆いていましたよ(笑) |
すがよ便り 2011.8.18
今回は、地元の高校のインターンシップ(職場体験)について第一弾をお届けしたいと思います。 8月11日、12日の2日間、当社に増田高校農業科の2名がインターンシップに来ました。横手市の増田高校では、地元の企業に就職し、地元に社会貢献できるようにとこの取り組みをされています。 当社にもお声がかかり、校長先生がわざわざお越しくださいましたが、なんと増田高校の校長先生は私(菅原有希)が小さい頃お世話になった、柔道の先生だったんです。 さて、朝8時から当社にやってきたインターン生、初日は『食品リサイクル』を頭と体を使って学んで頂きました。食品がどのようにロスになって、具体的にどこから来て、どのように飼料化されるかという話から始まり、朝礼にも参加してもらい、その後選別作業を実際に行ってもらいました。 お二人とも若さ炸裂という感じで、パワーをもてあましているかのようでした。食品リサイクルの仕組みもよく理解していただけたようです。無駄をなくす事で生まれるものがあるんですね。 余談ですが、実は菅原家は増田高校出身者が多数います。何かの形で母校に恩返しできないかと考えていましたので、このような形でまた増田高校に関われ、貢献できたことを嬉しく思います。 1日目、お二人には大変よく頑張っていただきました。達成感と疲労で夜はぐっすり眠れそう…といった表情をしていました。 2日目は五林坂牧場です! |
すがよ便り 2011.8.12
この度、8月10日発刊の『あきた経済』の「経営随想」のコーナーに、私(菅原有希)のエッセイが掲載されました。 「食品ロス」の現状や実態は、テレビメディアではあまり取り上げられる事はありません。大手食品メーカー等のスポンサーからの提供で番組制作をしているので、使いにくい言葉かもしれません。 食品流通の裏側と、食品ロスの問題について。それと、食品ロスを牧場づくりに結び付け、雇用も生みだす「食品リサイクル」について。はたまた、3.11地震で明らかになった日本の畜産業界の大きな弱点などを書き綴ってみました。 |
すがよ便り 2011.8.5
今回は、8月2日、3日に東京ビッグサイトで開催された『アグリフードEXPO 東京 2011』についてお伝えします。 アグリフードEXPOとは、プロの農業者の、国内最大級の展示会で東京と大阪を会場に年2回開催されるビッグイベントです。 去年より来場者数はやや少なかったようですが、相変わらずのもの凄い賑わいでした! 菅与のブースでは、『笑子豚』と『短角牛』を販売する事になっておりましたが、「稲わら」の放射性セシウム問題の影響をうける事は覚悟しておりました。 畜産のブースでも、短角牛をPRしているのは菅与だけでした。 ほかに驚いたのは、取材の数でした。昨年12月「畜産大賞」を受賞した事もあり、業界誌や新聞社の方々から「おめでとうございます」とお声かけいただき取材を受けました。メインステージでインタビューを受けたりもしまして、緊張と嬉し恥ずかしの2日間でした。 商談とPRに行ったはずなのに、たくさんの方々の応援の言葉も頂きました。皆様とのご縁に感謝いたします。この場をかりてお礼申し上げます。 |
すがよ便り 2011.8.4
今回は、「養豚の友に掲載されました」についてお伝えします。 日本畜産振興会発刊の業界誌『養豚の友』 8月号にて、5ページにわたって菅与の取り組みをご紹介いただきました。 いかがでしょうか。こんな本がある事を初めて知った方も多いと思います。他にも最新の豚の病気予防法や、豚の暑さをしのぐ方法なども紹介されている、養豚のプロのための専門誌です。 |
すがよ便り 2011.7.22
今回は、短角牛のお話と、双子の子牛のお話です。 菅与では笑子豚、黒毛和牛の他に、今年から「短角牛」を肥育しています。黒毛和牛人気によって、短角牛は国内では肥育数が非常に少なくなり、今では「幻の牛」ともいわれております。赤身の肉質で、肉本来のうまみをじっくり味わうツウの方にとっては、ちょっとした贅沢品なんです。本当においしいです。 そんな短角牛をパンフレットに載せようと、五林坂牧場へ行った私は短角牛のあまりのかわいらしさに、ご褒美の食パンを携えて仲良しの2頭にあげようと差し出しました。 さて、気をとりなおして、撮影の日に生まれたばかりの双子の子牛がいると言う事で、写真を撮らせてもらいました。 |