今回は、湯沢市の株式会社メルコレディ様をご紹介いたします。 「こまち麺」はかなりコシが強く、お米独特のモチモチ感もある新しい食感の米麺です。小麦アレルギーの方でも食べられる麺としてテレビでもたくさん紹介されているんですよ。 小麦を使ったに比べ低カロリーなのに腹もちがよく、女性にリピーターが多いそうです。茹で時間も3~4分とお手軽。冷たくひやしてつるりとざる麺で頂くもよし、とろ~り中華スープで温麺として頂くもよし・・・。なんだかお腹がすいてきました! 半生麺なのになんと1年も日持ちするので、実は震災直後、非常食としてものすごく売れたそうなんです! さて、そんなメルコレディ様も、食品リサイクルにご協力頂いております。排出される食品ロスは、薄く伸ばした麺生地と麺の端(切れ端)などです。麺を均一にのばす際に厚さが厚過ぎても薄すぎてもダメなのだそうです。製品にできないものは当社に運ばれます。 こまち麺はそのままでは固いので、乳酸菌入りの水に一晩漬けてからカット作業に入ります。こうして出来たこまち麺は色鮮やかでのど越しも爽やかで、うちの笑子豚に大人気です(笑) 「こまち麺」を食べてみたくなったあなた!今すぐどうぞ♪ |
お知らせ
すがよ便り 2011.5.11
すがよ便り 2011.5.6
今回は「練乳」と「クリーム」の食品ロスについてご紹介します。 中国の餃子事件以来、このように商品の外側(缶や段ボールなど)に傷がついた商品は廃棄扱いとなり、食品ロスがますます増える傾向になりました。少しでも怪しいと思われる外傷が付いた商品は工場から出荷せずに廃棄する事になっています。これも「食の安全と安心」を保つためという事になります。 この練乳とクリームは、当社ではリキッドフィーディングの乳酸発酵を促す、最高の補助食品的な役割を果たします。 私たちの「食の安全」を確保するために、本当に色々な食品のロスが排出されている事がお分かりいただけると思います。食品が作られる限り、食品ロスは生まれて行くものなんです。 「食品リサイクル、資源循環型農業を実践している企業があるので、日本もうまく資源が回っているのかな」とお話しされていた大学の教授もいましたが、当社でリサイクルできているのはごく一部。実際は残念ながらまだまだ焼却処分されている食品ロスはたくさんあります。もっと日本全体にこの取り組みが広がって行く事を私たちも望んでいます! 当社は環境省『東日本エコフィード推進協議会』の会員企業ですので、「私たちも食品リサイクルを始めたい!」という企業様、ぜひお声かけください。(お問い合わせ先 0182-35-5858)
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すがよ便り 2011.5.2
先日、ABS秋田放送様が番組の取材のため食品リサイクル工場とサンライズ五林坂牧場に来られました。 私たちはというと…普段は明るく楽しく笑顔で仕事をしていますが(△笑顔→○ゲラゲラ笑っている)、カメラを向けられると人形のように固くなり「顔が怖い…」という状態になってしまいました。場長はNGを多発し、慣れるまで相当時間がかかったため撮影スタッフの方々には大変ご迷惑をおかけしました。 収録の際も申しましたが、今回の震災で飼料メーカー様が大きな被害にあわれ、東北の畜産は大きく揺らぎました。 今回の災害を期に、環境にやさしい牧場づくりとして食品リサイクルに力を入れて行く事はもちろんですが、社内外の「共栄共存」のネットワーク作りにも、力を注ぎたいと思っています。
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すがよ便り 2011.4.26
当社は食品リサイクルに「リキッドフィーディング・システム」を導入していますが、この装置を使わずに発酵飼料を作ることもあります。そこで今回は、食品ロスでつくる手作り発酵飼料をご紹介します。 発酵飼料の作り方はシンプルです。食品ロスの「おから」に「乳酸菌」をかけよくかき混ぜ、次に、それをポリドラムに移しかえて、ビニールで密閉します。こうすることで嫌気状態となり発酵します。 発酵飼料を食べさせはじめてから、牛たちはとても喜んで餌を食べるようになり、乳量もグンと上がりました!乳酸菌のチカラって凄いですね。 シンプルに見える発酵飼料作りですが、発酵は気候や温度によって進み方が全く違うので、ここは農業試験場の方々や、プロの方々と一緒に研究している最中です。 まだ試験段階ですが、すでに良い結果が出始めているので、今後が楽しみです! 話は変わりますが、写真の青いポリドラム・・・凄くいいんです! 資源ごみに出す事だけがリサイクルではありません。すぐに再利用できるならもっと良いリサイクルだとおもいます。こうした取り組みも「地球にやさしい牧場づくり」の一貫かな!とおもっています。 |
すがよ便り 2011.4.19
震災から1ヶ月が過ぎ、当社の食品リサイクル工場への食品ロスの供給も安定してきました。 この日は一関のお豆腐屋さんから納入いただいた食品ロスの分別でした。久しぶりのお豆腐の入荷に皆さん大はりきりです。 |
すがよ便り 2011.4.14
今回も、地震による食品ロスについてお伝えします。 当社の牧場では牛にお味噌汁を飲ませています。ビックリされますが、本当にお味噌を水で溶いて牛に飲ませています。 今回は数百キロという大量の入荷になりましたので、サンライズ五林坂牧場にとっては本当に有り難い食品ロスとなりました。 |
すがよ便り 2011.4.12
今回は、地震による食品ロスについてお伝えします。 分別作業(納豆だけを取り出す)は全て手作業のため、分別作業隊にとってもありがたいお仕事をいただきました。 |
すがよ便り 2011.4.5
今回は、牛の競(せ)りの様子をご紹介します。 競りの会場に入ると、電光掲示板に「品種、雄雌、値段」などが表示され、目にも止まらぬはやさで次々に入れ替わっていきます。競りに参加する人たちはボタンを持っていて、そのボタンを押して価格を競り合います。牛の競りは1頭1分くらいで終わってしまい、新しい買い主へと引き渡されていきます。あっという間なんですね。 秋田県の市場は毎月9日に行われます。来月は岩手の市場に行って短角牛を買ってくる予定です。牛を育てる人の気持ちが分かるからこそ、買った後の牛の世話にも身が入ります! ちなみに今回行って来た由利家畜市場は、防疫面が徹底されていて入場の際、車全体の洗車などがありとても安心できました。 |
すがよ便り 2011.3.30
今回は少し明るい話題にしたいとおもいます。 久しぶりの出勤にスタッフは『もう食品リサイクルの仕事したくてボランティアでもいいから出勤しようと思ってたとこだよ~』とか、『家にいると暗い話題ばかりでうつ病になっちゃうよ・・・』とか、『早く早く!被災地にお肉を届けるためにがんばらないと』などなど、待ってましたとばかりに皆さん作業に取り組んでくれました。 震災後、一時はどうなるかと思いました。しかし、関係会社の皆さんや社員のみんながまだ電気もままならない時から必要なもの、必要な情報を集めてくださり、本当に一致団結して取り組んでくださいました。私たちも出来る事をお返ししました。本当に困った時に支え合える仲間がいるという事は幸せだと感じました。 社長の菅原が大好きな言葉、『共栄共存』。 おかげ様で、リサイクル工場もフル稼働となりました。「こんな時にこんなに食品ロスがあるなんてもったいないね・・・」と私がいったら、リサイクル工場の皆は「あたしたちが出来る事ははこれで育った豚を被災地に届ける事なんだよ~!社長さんにお願いしようね~」と逆に言われてしまいました。 |
すがよ便り 2011.3.18
食品製造業者様へお願いがございます。 【食品ロスの種類】 なんでも結構ですのでお願いいたします。 |