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お知らせ

すがよ便り 2011.3.15

横手市と横手卸センターでは、甚大な被害を受けた宮城県・南三陸町の避難場所である大崎市に救援物資を送っているそうです。横手市からのお知らせ

【必要な物資】
未使用の服、未使用または洗った毛布、ナプキン、おむつ、手拭き、カイロ ストーブ、下着、など

※詳しくは横手市災害対策本部のページをご覧ください。

皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

すがよ便り 2011.3.14

3月11日の大地震から現在までの状況についてお知らせいたします。
地震後、完全にライフラインがストップしましたが、社員一丸となって対応し、現在何とか稼働しております。
電気、水、食糧などは秋田から各農場へ運び稼働させている状態です。

一方、餌のお取引先(メーカー様)はすべて宮城の港にあり、安否確認もまだできていない状況でもあります。
現在、当社では電話連絡をひかえ、被災者の方々が電話連絡を少しでもできるように、回線が混雑しないよう、メール連絡で情報の収集・共有を行っております。皆さまの無事を祈るばかりです・・・。

農場ではそれに伴い、いま当社では餌の確保が今、一番の課題となっております。
とにかく生きよう、生かせようの一心で、今、みんな一致団結し必死に動いております。
今、動ける人たちが全員で動くことで、この日本の状況は回復に向かっていくんだと思います。
「何もできない」という事は決してありません。
家を無くした被災地の方々でさえ、何かできる事はないかと頑張っておられるのですから・・・。

皆さまのご無事を祈りながら、精一杯がんばりましょう。

すがよ便り 2011.3.9



今回ご紹介するのは、日本を代表する納豆メーカーの1社、仙北市美郷町の『株式会社ヤマダフーズ』さん。皆さんが一度はお口にした事のある『おはよう納豆』の製造メーカーさんですね!
食品リサイクルに素晴らしく貢献されている企業様で、当社では型崩れの大豆、納豆になる前の煮豆、納豆、豆腐などをリサイクルさせて頂いております。

ヤマダフーズさんは大変研究熱心な企業様で、新作納豆をたくさん生み出しております。
カレー納豆、ラー油だれ納豆、今話題の生姜を使った納豆など種類は本当に様々で、納豆ファンを飽きさせません!私もスーパーではいつも新作をチェックしております。

個人的には『スティック納豆』という商品が面白い発想だと感心しています。スティック状の袋に1回分の味付き納豆が入っているんです!いつでもどこでも、あつあつご飯を見ると納豆をかけて食べたい“納豆ラー”(勝手に命名)には手放せませんね。

あと、秋田の冬の食卓に登場する『納豆汁』の素、「さっととける納豆汁の素」は私の愛用品です!
頑張ってとかさなくても、液状なので本当にさ~っととけるんです!この便利さ、秋田の人にしか分かりませんよね(笑)
とにかく、ヤマダフーズさんは地域の人々の味覚や食習慣をとても理解されていると思います。毎日たくさんのご家庭の朝ごはんを楽しく豊かにしてくれている企業様なんだなぁと思います。
オンラインショップもありますのでぜひお買い求めください!)

ヤマダフーズさんは食品リサイクルへの関心がとても高いのも特徴です。お互いにリサイクルの考え方や今後の食品リサイクルの有り方について、時には真剣に、また時に明るく楽しくお話しできる企業様です。
ヤマダフーズさん、これからも宜しくお願い致します!

すがよ便り 2011.3.2



2月28日、日本貿易振興機構(JETRO)さん主催の輸入食品の大きな商談会が秋田市で開かれ、当社も参加して参りました。
会場には私たちの他に秋田の名産品「稲庭うどん」、「あきたこまち」、「しょっつる」、「塩辛」などの様々な業者様が並び、見てもワクワクする商談会場となりました。

当社は、「エコの森 笑子豚」、「笑子豚の味噌漬」、循環型農業で作られた「あきたこまち」を用意して商談を行いました。
中でもミャンマーの社長様とベネズエラの社長様との商談が印象的でしたので、許可をいただきご紹介させていただきます。

まずはミャンマーのCreation社の社長さん、カジュアルスタイル登場という斬新スタイル。「笑子豚しゃぶしゃぶ」を試食され目を丸くして「おいしい!」とお褒めの言葉をいただきました。ミャンマーでは肉の質が悪く、煮込まなければ食べられないものしかないんだそうです。社長さんぜひ、ミャンマーに日本のしゃぶしゃぶを伝えてくださ~い!

もうひと方は、ベネズエラのファイン・フーズ社の皆さん。お米を探しておられたようですが、気がつけば私はお米はさておいて『資源循環型農業』と『食品リサイクル』、『CO2排出削減』、高齢者や障害者雇用にかなり力を入れていると熱弁を振ってしまいました…。
(私)「農畜産家として私たちが出来る事は、ひとつひとつの食卓に笑顔をもたらしていく事なんですっ!それは秋田でも世界でも同じですよね!(キッパリ)」
社長さんは「なんということだ・・・」というご様子・・・!私は内心「(うそぉ~…失礼な事言っちゃった!?)」と焦りましたが、社長さんはこう言いました。
「日本でこんなに感動したのは初めてだ・・・。きっとそんなあなたの周りは笑顔でいっぱいでしょう。私は今、カルチャーショックを受けましたよ」・・・との嬉しいお返事が!そしてさらに、
「もし万が一今回お取引が残念な結果になったとしても、企業として新しい友としてベネズエラからバックアップさせてください。」と硬い握手を結びました。もう泣きそうでした。
…このやり取りは後日、読売新聞にも一部掲載されるそうです。私の必死な顔がうつってたらどうしよう…

すがよ便り 2011.2.28

すがよ便り 2011.2.22



今回は、当社の食品リサイクルにご協力いただいております、秋田県横手市増田町にある(有)渡辺食品工業さんをご紹介します。

渡辺食品工業さんは、お豆腐をメインにユニークな商品を展開されているが食品メーカーさんです。
中でも『うめぇ兵衛(うめぇべえ)』というお豆腐は、今横手市のご家庭で人気のお豆腐なんですよ→(右の画像)!

甘みとコクがあってクリーミーなお豆腐!思わず『うめぇべ~?(美味しいでしょう?)』と言いたくなります。
他にも渡辺食品工業さんは、昔から親しまれている『えご』、『豆腐かすてら(お菓子)』、『豆腐巻き(これもお菓子)』を長年にわたって作られています。

そんな渡辺食品工業さんとは、昨年からお取引がはじまりました。
思い起こせば、私が地域の食品メーカーさんに「食品リサイクル」の取り組みをご案内して回っていた頃でした・・・
食品リサイクルの導入は、メーカーさんにとっては工場の体制を変える事にもなりますので、容易なことではありません。それなのに、渡辺食品工業さんは「資料みましたよ!ぜひリサイクルしたいです!」と即ご連絡が入りました。
「なんという行動力…!」と私たちもその姿勢にびっくりし、感銘を受けました。

工場の方たちも、親切で明るい方がいっぱいで、いつも私たちを楽しませてくれます。
渡辺食品さんは、「食品」だけでなく「この地域の笑顔」を作ってきた会社なんだなぁ~と思います。
皆さんも『うめぇ兵衛』を見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね!!



今回は、秋田の雪の被害についてお伝えします。
1月、秋田は記録的な大雪となりました。先週になってようやく雪も止み、とけはじめ、普通に過ごせるようになりました。

実はこの大雪の影響で、食品リサイクル工場には大量の稲庭うどんが納入されました。
「大雪で稲庭うどんが食品ロスになるの?」というところですが、今回は残念なこと、大雪のため保管倉庫がつぶれてしまったという、うどん屋さんからの納入でした・・・。

商品が雪で濡れたわけでもなく、一見何の問題もない稲庭うどんですが、『倉庫のガラスなどが割れてしまったために、もし何かあるといけないので・・・』という事で納入されました。
その量なんと約7トン!商品が商品だけに、被害額も相当だとおもいます・・・。そんなピンチの中でも、お客様の事を第一に考え、正しい決断をされたうどん屋さん。本当に素晴らしい企業様だと思います(お名前は出せませんが…)。こういう時にこそ企業ポリシーがどれだけ深いかがわかるんですね。

もちろん、ガラス片はリキッドにとっても危険な異物です。しっかりと検品して全量食品リサイクルに役立てたいと思います。

大雪の影響はこんなところにも表れているんです。
まだ見えぬ被害もあるでしょう…。大変な一年になりそうですね。

すがよ便り 2011.2.21




先日、サンライズ五林坂牧場に『北秋田地域農業近代化ゼミナール』の方々が見学にいらっしゃいました。

ゼミの皆さんは、これからの農業、畜産、酪農を担う若手農畜産家の方々で、今回皆さんは、食品リサイクルの仕組みについて勉強しに来られました。
はじめに、農畜産分野で中間処理業の許可を持つ事のメリットや、食品ロスの加工の仕方などをご説明しましたが、皆さんとても熱心に耳を傾けてくださいました。

そしていよいよ牧場見学です。五林坂牧場は秋田県で最も大きな牧場ということもあり、皆さん楽しみにされていたご様子でした。
五林坂牧場は『フリーストール』という牛舎形態をとっていますが、皆さん大変興味を持たれておりました。
フリーストールは、搾乳牛を一頭一頭ロープでつながず、自由に動き回れるようにした牛舎です。牛たちは食べたい時にサイレージを食べ、寝たい時に寝るというストレスフリーな生活を送っています。
ここでも皆さんはサイレージを手に取り『あっ!ホントに稲庭うどんが混ざっている!』と驚かれていました。(写真の白いものが粉砕した稲庭うどんです)

次にご案内したのは『ミルキングパーラー舎』、乳搾りをする場所です。ここは少人数で搾乳できるシステムを採用しています。数人がかりで重い搾乳機をヨイショヨイショして牛舎を走り回る必要はなく、時間になると牛たちは自分で搾乳柵に来て搾乳して行く仕組みになっています。ミルキングパーラー舎は事務所から窓越しで見えるようになっていますので、皆さん興味深々に覗き込んでおられました。(参考記事はこちら

寒い中でしたが、とても熱心に勉強されているゼミの皆さんにに私たちも元気をいただきました!皆さん、暖かくなったらまたぜひいらしてくださいね、またお会いできるのを楽しみにしております!

牧場見学をご希望の方は、0182-35-5858までご連絡ください(^^)
団体様の牧場見学もOKです(参考記事はこちら

 

すがよ便り 2011.2.15




先日の2月11日(金)、12日(土)、雪祭りとグルメのイベント「みたねグルメin森岳温泉」がおこなわれ、私たちもお手伝いに行って参りました。
ご当地グルメの食べくらべができ、子供たちは竹スキーやそり、ミニかまくらづくりなど、思う存分雪遊びができるというこのお祭り、たくさんの方が集まりました!秋田県内の方はテレビや新聞でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、マスコミの皆さんも数社来られていました。それだけ今三種町は注目されているんですね。
先日のすがよ便りでもお伝えしましたが、このみたねご当地グルメの中には当社の『笑子豚』も使われております!そのため私たちも応援に向かいました。
笑子豚を使って頂いているのは『みたね巻き』という商品。特産のあわび茸に薄切りの笑子豚を巻いて、炭火でジュワーッとなるまで炙ったもの。
アツアツの「みたね巻き」にかじりつくと、あわび茸のザクッとした食感のあとにジュワッと美味しいおダシ(きのこと豚肉の旨み)が、口に広がります。先日も書きましたが、三種町の食材の旨みは侮れません!しかも100円という超お手頃価格で販売しましたので、たくさんの方にお買い求めいただきました。
「あっちにきのこ、こっちにきのこ・・・みんなが片手に持っているあのきのこは何?」という連鎖反応がおきまして、2日で1,700本(くらい)完売しました!
見た目も面白かったのでしょうか、このみたね巻きに関してもテレビ関係者さんや有名旅行会社さんなどから、取材が殺到して私たちもびっくりしました。
当社の取り組みを理解していただき、地元の豚でもない笑子豚を「秋田の素晴らしい豚!」と大プッシュしてくださる「みたね産直隊」の皆さま、本当に感謝しております!

すがよ便り 2011.2.8




先日、2月4日(金)、社長の菅原と仲良くして頂いている方々のお計らいにより「アグリフードEXPO輝く経営大賞 畜産大賞優秀賞 受賞祝賀会」を開催して頂きました。

おかげさまで今年度は、食品リサイクル事業でのお取引業者様もふえたため、およそ200人の方々が出席するという、まるで結婚披露宴のような規模の祝賀会となりました。皆さまお忙しい中お集まり頂いて本当にありがとうございました。

社長の菅原はあいさつで、娘でありリサイクル部統括でもある有希(私)が以前書いた雑誌の記事(2009年12月畜産コンサルタント)を突然読みはじめました。

『末期癌を患って一人で起き上がることのできない祖父(㈱菅与会長)が、食品リサイクル工場が始動した日、看護師の手を借りてベッドに正座し、工場の方向へ手を合わせ、成功を祈りました。ここからわが社のリサイクル物語がスタートしたのです。』

立ち上げに関わった方々の目からは、この一節で涙がポロリとこぼれました。思い起こせば、祖父はその日を最後にベッドから起き上がる事なく、数日後に息を引き取りました。

悲しみを打ち消すように我武者羅に取り組んできた数年間。祖父が最後に残した祈りが形となりました。祖父も天国できっと喜んでいると思います。

喜びをかみしめ祝賀会は大いに盛り上がりました。勢いは衰えることなく二次会、さらに三次会と移りとても楽しい会となりました。
本当に、たくさんの方たちに支えられていると実感できた、素晴らしい会でした。
皆さま本当にありがとうございました。

すがよ便り 2011.2.3



今回ご紹介するのは、鳥海高原ファームにお勤めの御舩朝子(ミフネトモコ)さんです。御舩さんには鳥海高原ファームで事務と昼食作りをがんばっていただいております。
山形県なので本社から遠いんですよね・・・という事で今回、朝子さんにはアンケート形式で自己紹介して頂くことにしました!

<鳥海高原ファームへ務めての苦労話は?>
事務仕事は長くやっていたので業種が違うとはいえ戸惑いはありませんでした。昼食作りはプレッシャーで夢見るほど。現実にスイッチの入れ忘れでご飯が炊けていなかった事もありました。

<菅与ってどんな会社?>
私は山形の農場しか知らない訳ですが和やかな雰囲気の働きやすい職場だと思います。岩手や本社、リサイクルとももう少し交流があって社員の皆様と互いに顔見知りになれたら『菅与』という会社の一員であるという気持ちが強まり頑張りが違う気がします。

<ひとことお願いします>
難しい事はわかりませんが食糧危機は必ず来る気がします。私の家も稲作をやっていて野菜も自給自足です。せめて食べ物だけは外国に頼らないようにできないものかと考えています。

なるほど~、ありがとうございます♪
朝子さんはいつも“はきはき”と電話対応してくれる女性で感じのいい方です。食糧自給率の大切さをよく理解されていますね。食べ物が満足にあるという事は、本当に幸せで、お金があるより大切な事だとおもいます。貨幣価値は変動しますからね…。朝子さん、これからもみんなのために美味しいお食事をつくってくださいね!

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