今回は、先日菅与の畑で行われた、『わくわく農業体験』についてお伝えいたします。
保育園、小学校、子ども会などの団体様を対象に、食の大切さと、楽しさと、おいしさを学ぶ「わくわく農業体験」が、先日菅与の畑で行われました。
大型のバスでお越しいただいた園児の皆さん。あいにくの強風でしたが、 まずはじめに畑で手作りの紙芝居を見ていただきました。
食べるということは「命をいただくこと」、だから食事の前には手を合わせて「いただきます」と言うんだよ、と言うことや、「堆肥」って何?と言うことや、これから植えるジャガイモのことを勉強しました。
そして、実際に畑でジャガイモを植えました。皆さん楽しそうに土を掘って植えましたが、風が強くて、目に土が入ったと泣いてしまう子もいました。農業は楽しいばかりじゃなくてそんな大変さもあると言うことを感じていただけたようです。
野菜は植えるだけで実るものではなく、暑い日も雨の日も、野菜の様子を気づかって、休みなく毎日世話をしなければいけません。草をとり、害虫や鳥を払い、水はけを良くしながら育てる―。農業は大変です。でも私たちの命は、食べ物から育まれているわけですので、とても大切なことなのです。
さて、ジャガイモを植えたら、皆さんでネームプレートを土に挿して今回のわくわく体験は終了しました。
最後の質問タイムでは、「収穫はいつ頃ですか?」との質問がありましたので、「遅くに植えたほうなので、9月頃ですね」とお伝えしたら、「そんなにかかるの!?」といった様子でした。
そうなんです。食べれば一瞬の野菜ですが、実るまでには長い月日と絶やさぬ愛情が必要なのです。
収穫は先になりますが、大事に育てますので、また皆さんとの再開を楽しみにしております!