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すがよ便り 2013.7.30


今回は、横手養護学校の皆さんとの連携型農業で栽培している野菜の近況についてお伝えします。

最近の集中豪雨の影響で、農場の野菜たちにもかなりの被害が出ております。特に育ちの良いポップコーンは、先日の大雨と強風でなぎ倒されてしまいました・・・。

しかしそれでも、野菜たちはたくましく元気に育ってくれています。枝豆はもう少しのところ!バジルはさすがに強く、豪雨でもちゃんと成長し続け香りも充分に楽しめます。ただ、加工するにはまだ大きさが足りませんね。ポップコーンはカラス被害を避けるために、明日、糸を張るなどの細工を施す予定です。

来月には実際に養護学校の生徒さん達と一緒に、収穫したものを販売する企画もあります!その他、近隣の保育所と小学生を招いて、ジャガイモ堀りをしてお持ち帰りいただく企画もあります。
来月は楽しい企画が盛りだくさん!

ジャガイモ掘りにご参加いただける方は、ぜひ、菅与リサイクル工場までご連絡ください。
お問い合わせ: 菅与食品リサイクル工場 0182-35-5858

すがよ便り 2013.7.24


今回も、前回に引き続き、菅与の五林坂牧場についてお伝えします。今回は「搾乳(さくにゅう)」についてお伝えします!

五林坂牧場の仕事は、牛乳を搾ること(搾乳)、農場は、搾乳を中心に回っています。

普通の農家は、朝・昼の2回搾乳が基本ですが、五林坂牧場は3回。3回搾乳の方が牛の健康維持・牛乳生産にとって最適という研究結果をもとに、3年前より開始しました。

朝の搾乳は6時から10時、昼の搾乳は2時から6時、夜はなんと9時から1時。ほぼ1日中、搾乳を続けています。皆様の口に入る牛乳を搾る仕事。たとえどんな時でも、品質・衛生管理は徹底的に行っています。

ミルカー・ミルクライン・ミルクタンクの洗浄から始まり、牛1頭1頭、乳頭1本1本の衛生管理、そして搾られた牛乳の品質管理と、とても大変な仕事です。しかしながらその分、数百頭の牛を無事に搾り終えた時の達成感は特別なもので、とてもやりがいのある仕事であるのも確かです。
五林坂牧場は、皆様に安全・安心でおいしいと言って頂ける牛乳を生産するために、まさに日夜、努力を続けております。

すがよ便り 2013.7.17


今回は、(株) 菅与の酪農部門「五林坂牧場」の紹介です。

五林坂牧場は雄勝郡羽後町にあり、ホルスタイン400頭・黒毛和牛26頭・短角牛55頭を飼育する、県内最大の牧場となっています。

牧場の中心の仕事は搾乳で、県内では珍しい朝・昼・夜の3回搾乳を行っています。多い日だと日量8,900㎏の牛乳を出荷し、秋田県出荷シェアの10%近くを占めるほど。
皆様も知らないうちに、一度は五林坂牧場の牛乳を飲んだことがあると思います。

牧場のコンセプトは、「資源循環」と「安全・安心な牛乳生産」。
食品ロスの飼料化、農場から産出される堆肥を利用した牧草・稲・トウモロコシ栽培、そしてそれを牛に与えた、安全・安心な牛乳生産を行っております。

牧場見学も受け付けておりますので、ぜひ遊びに来てください。

 

すがよ便り 2013.7.11

今週末の7月13日(土)、14日(日)に、横手市十文字町のスーパーモールラッキーの夏祭りが開催されます。

そこで、菅与は昨年大好評だった「もつ煮の屋台」を出店することになりました!もちろん・・・地域感謝価格ということで、1杯100円でのご奉仕!どうぞお越しくださいませ。ラッキーさんの夏まつりは、毎年いろいろなイベントや大安売りなどがあり、とても賑わいます!

ラッキーさんのファーマーズマーケットに出店させて頂いてから数カ月が経ちますが、日に日に売れ行きが伸びておりまして、補充作業が大変なほど頻繁に伺わせて頂いております。最近ではリピーターさんや、口コミでご購入される方も増えているとのことで、地域の皆様に食べていただけて本当に嬉しいです。

今年は連携型農業で収穫した野菜も販売させていただける事になりました。ぜひその際はお立ち寄りいただけますよう、よろしくお願い致します。

 

すがよ便り 2013.7.1


今回は、栗駒牧場の「離乳舎」のお仕事をご紹介します。

離乳舎のお仕事は、分娩舎で生後18~19日令で離乳した仔豚を運び、70日令くらいまで育てることです。

分娩舎の離乳仔豚は病気にかかりやすくとてもデリケートです。離乳舎へ移動したあとに仔豚が病気にかからないように、受け入れ前に離乳舎の豚舎を入念に洗浄し、しっかり乾燥させ、消毒します。

その後、分娩舎より仔豚をトラックで運び、離乳舎へ移動します。そこから70日令まで愛情を込めて育てます。

離乳舎の仔豚の餌は、餌付、前期、中期、後期の4種類に分かれます。人の赤ちゃんで言えば離乳食のようなもの。中期くらいまでは、仔豚がちゃんと自分で餌が食べられるように見守りながら育てます。

生後70日令くらいになると、仔豚は肥育舎、サンライズ農場、花巻など各農場にトラックで移動になります。
仔豚の移動の日は、朝から仔豚の鳴き声がにぎやかに響き渡ります。500頭前後をトラック2~3台に乗せて運ぶので大変な作業ですが、一頭一頭、大きく元気に育ってほしいと願いながら送りだしています。

お客様に、安全でおいしいお肉をお届けするために、これからも毎日、愛情をたっぷり注いで育てて行きたいとおもいます。

すがよ便り 2013.6.24


今回は、栗駒牧場の「分娩舎」のお仕事をご紹介します。

分娩舎のお仕事は、母豚と仔豚の給餌や、体調管理、分娩看護などです。分娩だけでなく、その後に仔豚が乳離れをするまで母子ともに健康状態を観察するお仕事です。

その中でも一番大事な作業は、「生まれたばかりの仔豚に、初乳を飲ませること」です。

1頭の母豚は、10~20頭くらいの仔豚を生みます。生まれた仔豚はまず先に母豚の乳を飲もうとします(これが初乳です)。しかし仔豚の大きさもさまざまなので、小さい仔豚は、大きくて強い仔豚に負けて初乳を飲む事ができません。そこで、私たちは大きな仔豚を離して、小さい仔豚にも初乳を飲ませるように管理して行きます。初乳をたくさん飲んだ仔豚は、病気もなく、すくすくと育ちます。

仔豚の成長は早くて、生まれた時に1.5kgくらいだった仔豚も、18日くらいで5~7kgまで体重が増え、離乳させる時を迎えます。
ここまでが分娩舎のお仕事です。

毎日の努力が成績向上につながるので、とてもやりがいのある仕事です。おいしくて安全なお肉をお届けするために、これからもがんばります。

次回は、栗駒牧場の離乳舎のご紹介をいたします。

すがよ便り 2013.6.17


今回は、前回に続き、栗駒牧場についてお伝えしますが、豚の交配(種付け)を行う『交配舎』のお仕事についてお伝えします。

交配舎の主な業務は、オス豚からの精液採取、発情豚のチェック、AI(人工授精のこと)、それに伴う豚の移動などで、男性4名(中国人研修生1名含む)と女性1名が勤務しています。

精液採取とAIは、仔豚を作る一番最初の工程なので、とても重要なお仕事です。その業務について、担当の小原さんに話を伺いました。

「オスの精液採取作業は、オスを調教しながら台に乗させて手作業で精液を搾りとるのですが、オス豚は実は凄く狂暴で、首を振り上げただけで大人を飛ばせるだけの力があるため、オス豚の様子を見ながら慎重かつ的確におこなわなければいけません。

採取した精液は栄養剤を混ぜ日持ちするようにし、発情したメス豚にAI(人工授精)します。この場合も、豚の発情がしっかり確認できなければ種が付かないので、オスを柵ごしにあてて発情確認をおこないます。個体差はありますが、発情したメス豚は、オスを目の前にするとビタッと止まり、写真のように人が乗っても動かなくなります。そこでAIを行うわけです。

単純のようにも見えますが、やり方次第で産子数にも影響が出たりするので、奥が深くてやりがいのある仕事です。
今でも、日々成績を上げるために、試行錯誤を繰り返しております。これからも、もっと良い豚を育てて参りますので、よろしくお願い致します。」

小原さん、交配舎の皆さん、ありがとうございました。

すがよ便り 2013.6.12


今回は、岩手県「金ヶ崎栗駒牧場」のご紹介です。
栗駒牧場は、交配舎、分娩舎、離乳舎に分かれて豚の管理をしています。

ここは、「サンライズ農場」より南東に3~4km、来るまで5分ほど離れた農場で、近辺にはゴルフ場や温泉があるのどかな場所です。栗駒牧場のすぐ近くには、馬の訓練場や牛舎があり、小鳥たちのさえずりと共に、馬の声も聞こえてきます。

事務所からの眺めは最高で、この時期はまだ雪が残る山々と、緑豊かな風景が広がります。時々仕事の手を休め、ボーッと窓の外を眺めてしまいます。

今年は事務所前に、里芋を少し植えましたが、雨が少なく、毎日水やりをしながら、おいしい里芋になるように願っています。秋には社員で芋煮会を計画しているので、今から楽しみです。

事務所横には今年向日葵の種を蒔きました。一週間ほどでかわいらしい双葉が芽を出し、暑さと共にぐんぐん育っています。

5月に作付けしたデントコーンも、数日前の恵みの雨で一気に生えた芽がきれいに並んでいます。もう少しすると、何百本もの緑色の直線が、道路沿いからとてもきれいに見えるようになります。

最近暑い毎日が続いていますが、豚の環境や、社員の熱中症に気をつけながら仕事を頑張っています。

次回は、栗駒牧場の「交配舎」の仕事のご紹介をしたいと思います。

すがよ便り 2013.6.7


おかげ様で今年は、五林坂牧場の『牧場見学』が、大変にぎわっております!

2年前から始めたこの事業ですが、最初は来場者を集めるのに必死でした。牧場の従業員も最初は慣れずにあたふたとしていたのを思い出します。少しでも多くこの時間を楽しんでいただこうと私たちもがんばりました。

あれから2年、大変ありがたい事に、今ではクチコミで菅与の牧場見学が広まり、今年は本当にたくさんの方々にお越しいただいております。中には、学校の行事として取り入れて頂いている小学校もあります。先生の間でのクチコミが多いようですが、子どもたちから親へのリクエストというケースもあるようです。楽しんでいただけてとても嬉しいです!

牧場見学を始めてから、見学にいらした団体様から思いがけない贈りものを頂くようになりました。先日も、旭保育園さんから、こんなに可愛いプレゼントが届いて、キャーキャーしました。
事務所に飾ったら、こんなに可愛くなりました!みなさん、こちらこそ、本当にありがとうございました!

他にも、色々な団体様から可愛いプレゼントを頂いておりまして、農場に飾りきれないので、各部署の部屋にも飾っていたりします。

私たちも、これまで思い出の写真データのプレゼントをさせて頂いておりましたが、今年からは来場者の皆様に、農場で育てたポップコーンのプレゼントも始めました。

牧場見学を通して、地域の皆様と関わり合い、一緒に笑顔になれる事がとても嬉しく思います。
菅与の牧場見学(羽後町 五林坂牧場)は、予約制ですが来場無料ですので、どうぞご利用くださいませ。

すがよ便り 2013.6.3


今回も、横手養護学校さんとの連携型農業についてお伝えします。

木曜日は横手養護学校との連携農業の日。この日はあいにくの雨でしたが、生徒さんには予定通り通勤していただいて、じゃがいもの植え付けを行いました。農業はタイミングが大切なので天気が悪いからとは言えません。そこが大変なところですよね。

この日のために、社長の菅原はジャガイモの種芋を35箱も用意してくれました。品種はメークイーン、きたあかりなどです。植える畑が足りないのでは…と思いきや、ジャガイモ用の畑もしっかり用意されておりました!この日早速植えましたが、まだまだジャガイモはたくさんあります。来週の木曜日はみなさん総出で芋植えになりそうです(笑)

気温が上がってきたこともあり、嬉しい事に、先週植えた野菜のうち、ポップコーン、枝豆、里芋の中には、早くも芽が出ているものがありました。いよいよ生育の管理もスタートという事になりますね。今から収穫が楽しみです。

★ みなさまにご協力のお願い ★
この連携農業で収穫した作物を、販売していただけるお店を募集しております。横手養護学校の生徒の皆さんの力と、資源循環型農業を手がける菅与の特別な想いが詰まった農作物です。ぜひ宜しくお願い致します。

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