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すがよ便り 2011.10.25



今回は、先日行われた避難訓練についてお伝えします。

菅与の食品リサイクル工場がある「横手第二工業団地」では、毎年各企業が集まっての避難訓練が開催されています。

今年は東日本大震災もあり、いっそう防災に対する意識が高まっている中での訓練でした。

訓練の内容も、消火器を使った消火活動といった恒例のものではなく、「人命救助」に重点が置かれており、なんとがれきの中から人を救い出す本格的な訓練も行いました。

何と言ってもここは工業団地。重機もあり、操作資格を持っている方々ですので、技術を生かせば人命を救えるのです!という事でフォークリフトを使いガレキを寄せ、人命救助をする訓練と、救助した人を運ぶための「応急担架の作り方」を学びました。

応急担架は、知ってさえいれば女性でもカンタンに作れるし、女性でも人を運べるという事を知って、私たち女性陣にも自信がつきました。

地震でもう一つこわいのが、台所の出火ですね。そこで今回の訓練では火のついた油を、私たちが毎日使う『あるもの』で消火する訓練をおこないました。
『あるもの』とは??
答えは、「濡らしたバスタオル」!水を浸みこませ、水を絞って、バスタオルで自分を隠すように火に向かい、進んで火にかぶせる。すると見事に一瞬で火は消えました。皆さんのご家庭に消火器はあると思いますが、天ぷら油の火は消火器で消そうとすると、吹き出した勢いで油が飛び散り、火の海になってしまう事もあるそうです。
天ぷらをするときは、この消し方を思い出しながら揚げようと思った菅原でした。